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アカデミー賞公認、アジア最大級短編映画祭にノミネート!MEGUMI初となるショートフィルムプロデュース作品『LAYERS』豪華クリエイター陣や見どころを紹介

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タレント、俳優として活躍するMEGUMIさん。『第62回ブルーリボン賞』助演女優賞受賞など大躍進を続ける彼女ですが、活躍の場は他にも幅広く、カフェ経営やWEBメディア「+COLLABORATE」でのプロデュース業など、クリエイターとしての才能にも注目が集まっています。

そんなMEGUMIさんが初めてショートフィルムのプロデュースに挑戦した作品『LAYERS 』が、アカデミー賞公認・アジア最大級短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2022」また、第38回BUFF国際こども・青少年映画祭にノミネートされました!

演出/脚本は業界注目の新鋭・内山拓也さん、楽曲プロデュースはHIP HOPアーティストのPESさんが担当。この記事では、フィルム制作の背景や作品の見どころを紹介します。

「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2022」とは

俳優の別所哲也氏が代表を務める、アカデミー賞公認、10,000を超える作品が世界中から集まるアジア最大級の国際短編映画祭。グランプリ作品は次年度のアカデミー賞短編部門のノミネート候補作品となる。

「第38回BUFF国際こども・青少年映画祭」とは?

毎年3月にスウェーデンのマルメで開催される 子供と若者を対象とした国際映画祭。
1984年以来、 BUFF映画祭は、北欧諸国における子どもや 若者向けの映画を上映する最も重要な場となっている。

filmbum ORIGINAL(フィルムバムオリジナル)とは
さまざまなジャンルで活躍するクリエイターをお迎えし、filmbumとコラボレーション!「HOME STORIES」をテーマに、LIFE LABEL、Doliveの住宅を舞台としたエンターテインメントな物語を描いたショートフィルムプロジェクトです。

クリエイターズ プロフィール

MEGUMI(企画 / プロデュース)

1981年生まれ。タレントとしても活躍。27歳で結婚し、28歳で長男を出産後、本格的に俳優業にも進出。近年は金沢にて『Cafe たもん』の経営、ウェブメディア「+COLLABORATE」を手掛けるなどマルチに活動
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内山拓也(演出 / 脚本)

1992年生まれ。学業と平行してスタイリスト活動を始め、23歳で初監督作『ヴァニタス』を制作。King Gnu「The hole」、平井堅「#302」などのミュージックビデオを手掛け話題に。MVや広告を手掛けながら、『佐々木、イン、マイマイン』で劇場長編映画デビュー。同作で新藤兼人賞など新人賞を総なめにした。
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PES(音楽)

1994年より活動を開始し、パフォーマンスから作詞作曲、楽曲プロデュース、グラフィックデザインまで幅広い活動を行う。2018年には主催レーベル“HOLON SOUNDS”を設立。フレグランスブランド「PADROL」を手掛けている。
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filmbum ORIGINAL オファーの背景

代表の林がパーソナリティを務めるWhat’s New FUN?(LIFE LABEL RADIO)の記念すべき第1回目のゲストとしてMEGUMIさんに登場していただきました!

What’s New FUN?(LIFE LABEL RADIO)について
今までにない住宅の考え方を提案するレーベル「LIFE LABEL」と住宅の新しい視点をつくるメディア「Dolive」のディレクター林哲平が様々な分野で活躍するゲストを招き、人生の「New Fun」について考えるラジオ番組。インターFM 897にて毎週日曜夜8時からOA。2022年より「LIFE LABEL RADIO」から「What’s New FUN?」へ。

アートや音楽、ファッションが好きでもそれを表現する場所がない、もっと自分から発信しないといけないという思いがあり、ジャンル、キャリア、全てを超えて自由にコラボレートしようという試みで始まった「+コラボレート」やプライベートにまつわるお話をお伺いしています。

MEGUMIさん自身を被写体に、さまざまなアーティストの自由な表現が集まる場になっている「+コラボレート」。コラボレーションや新しいものを作り上げるプロセスが好きと話すMEGUMIさんに、クリエイターズフィルムへのオファーをさせていただきました。

「エンターテイメントとは”心の拠り所”」であると語っていたMEGUMIさんは、どのようなエンターテイメントを作るのか。短編映画『LAYERS』のあらすじを紹介していきます。


『LAYERS』あらすじ紹介

layers

高台に建つ家に暮らすカメラマンと画家の夫婦。夫は写真を撮り、妻は絵を描く。
授かった娘は成長していくが、二人はなぜか子どもの姿のまま。
やがて娘は成人し、夫婦のもとを巣立っていく。
年老いてもなおシャッターを押し、筆をとる夫婦。
気づけば家の中は作品で溢れ、豊かな色彩に彩られた家は、まるで夫婦の人生を表すようだった。
二人の命が尽きた後のその家は、娘によって新たな記憶が積み重なっていくー。


最高のクリエイター達で作り上げた作品は、見かけは子供の姿のまま歳を重ねていく不思議な夫婦の物語。そこには緻密に計算された映像美と、儚い夢のようなストーリーが繰り広げられています。

豪華クリエイター陣による、緻密に計算された映像美とストーリーを彩る楽曲

内山さんの作る作品のファンだったというMEGUMIさんが、直接内山さんにオファーをして制作が実現。アイデンティティの強い夫婦の話にしたいという発想から、画のイメージや「成長しない夫婦」が持つ意味合いを模索し作り上げた作品となっています。内山監督が「音楽の力を感じた」と絶賛したPESさんによる劇中歌にも注目!

作品の最大の見どころは「夫婦が子どものまま成長することがない」という点。成長しないだけで時間の流れと共に老いていく姿が描かれています。この描写は、「VFX」という現実には見ることのできない画面効果を実現するための特殊技術を用いて実現したもの。

背格好は子どものまま、時間と共に老いていく姿。それは限りある命を生々しく表現すると共に、そこに刻まれた想いの深さも感じさせます。

二人が授かった娘は成長していく、という設定には、一体どのような意味が込められているのか。

クリエイター陣がこだわった作品の見どころやストーリーの背景は、次回詳しくご紹介します。