日本映画界の奇才・石井克人監督による短編ホームストーリー『ノリオカワークショップ』
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唯一無二の存在感で、数多くの映画やCMを手がけてきた石井克人監督。そんな石井監督が手がける「家」を舞台にしたショートフィルム『ノリオカワークショップ』には、どんな石井ワールドが待っているのでしょうか。
作品のあらすじや、LIFE LABEL、Doliveのディレクターである林が石井監督の大ファンだったことから実現した今回のコラボレーションの背景をご紹介します。
filmbum ORIGINALとは さまざまなジャンルで活躍するクリエイターをお迎えし、filmbumとコラボレーション!「HOME STORIES」をテーマに、LIFE LABEL、Doliveの住宅を舞台としたエンターテインメントな物語を描いたショートフィルムプロジェクトです。 |
石井克人監督 プロフィール
石井克人(映画監督 / CMディレクター)
吉祥寺生息。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。
CMディレクターとして活動し、1995年に短編「8月の約束」で映画監督デビュー。1999年劇場長編 映画「鮫肌男と桃尻女」、2000年「PARTY7」が公開。2004年公開の「茶の味」は、同年のカンヌ国際映画祭監督週間で邦画初のオープニング作品として上映。その後も数々のCM、映画、アニメー ションの原案・キャラクターデザインなどを手がけ現在に至る。
filmbum ORIGINALオファーの背景
石井監督との出会いのきっかけは、2014年の石井監督作品『ハロー!純一』への協賛から。
同作品は、「世界中の子供たちに映画や映画館を好きになってもらいたい。だから子供たちにプレゼントを贈る気持ちで」という石井監督の考えに集まったキャスト、スタッフによりつくりあげられた自主制作映画です。
林は、1999年公開の石井監督作品「鮫肌男と桃尻女」から多大な影響を受け、映画を作りたいという思いから上京しました。協賛での出会いをきっかけに、クリエイターズフィルムの構想が立ち上がった際「ぜひ石井監督に我々の住宅を舞台に作品を撮ってもらいたい」という思いで参加をオファー。
林がパーソナリティを務めるinterfmのラジオ番組「What’s New FUN?」にも、2020年にご登場いただいています。
尊敬する監督との夢のコラボレーションが、ついに実現しました!
石井克人監督作品『ノリオカワークショップ』あらすじ紹介
おしゃれな部屋の一角で、ノートパソコンを見ながら携帯で電話をしている、俳優・ノリオカタツオ(32歳)。電話の内容は、監督からの詐欺師役の依頼だった。
そこでチャイムが鳴り、玄関を開けると2人の美しい女性が立っていた。ノリオカが開催する芝居のワークショップに参加する為、尋ねてきたのだ。
容姿に高揚するノリオカだったが、ワークショップを進める内に、2人のある秘密に気付いてしまう。
唯一無二の世界観を放つ石井監督は、「家」を舞台に何を描くのか
1999年に公開した浅野忠信主演映画『鮫肌男と挑尻女』のエッジの効いた作風でセンセーションを巻き起こし、その独特の世界観で今や唯一無二の存在となった石井監督。そんな石井監督は、「家」を舞台にどのようなストーリーを描くのでしょうか。随所にほどこされた予測できない展開は、映画ファンならずとも惹きつけられてしまうこと間違いなし!