俳優・森岡龍が挑む、一発撮りのワンカットフィルム『怖家』
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出演陣のほとんどが素人、しかも一発撮りワンカットでの撮影。
そんなチャレンジングなショートフィルムを生み出したのは、俳優、監督としても活躍される森岡龍さん。
ショートフィルム『怖家(こわいえ)』の制作にあたってインスピレーションとしたのは、森岡監督自身が10年前に制作した自主映画だそう。
そんな森岡監督が今回ショートフィルムプロジェクトへ参加した背景や作品のあらすじ、編集部目線の見どころなどを紹介します。
filmbum ORIGINALとは さまざまなジャンルで活躍するクリエイターをお迎えし、filmbumとコラボレーション!「HOME STORIES」をテーマに、LIFE LABEL、Doliveの住宅を舞台としたエンターテインメントな物語を描いたショートフィルムプロジェクトです。 |
filmbum ORIGINALオファーの背景
俳優や監督業などマルチな分野で活躍している森岡さん。
そんな彼に監督としてオファーをさせていただいたのは、filmbumをプロデュースするLIFE LABELとの関わりが深いことです。俳優としてLIFE LABEL「ZERO-CUBE TOOLS」のプロモーションムービーやグラフィックにご出演頂いたり、LIFE LABELイベントでの演出を手がけていただいたり。彼の持つクリエイティブな才能に魅力を感じ、filmbum ORIGINALへの参加をお声がけさせていただきました。
『怖家』あらすじ紹介
イメージアップを図るため、モデルハウスを「ホームドラマ」の撮影場所として貸した
住宅メーカーの営業マン。
内見予定の夫婦が来る前に様子を見にきたものの、壁にはなぜか「呪」の文字が。
そこで撮影されていたのは…なんと…「B級ホラー映画」だったのだ!!
撮影内容が違うことに怒り、戸惑いつつも、なんとか室内の片付けを済ませようとする。
やがて、内見夫婦の予定時刻が迫り来る…果たして無事に内見は取り行えるのか!?
まず注目したいのは、出演しているキャストが役者ではなく、演技経験のない、住宅会社の社員達だということ。
ゾンビがでてきたり、「呪」の文字があったりと、一見ホラー映画にも見える作品。
そこをあえて素人を起用することで、演技をコメディっぽく描くことに成功しています。
この怖さと面白さの絶妙なバランスがなんとも見事です!
そして、”ワンカットフィルム”であることも忘れてはいけません。
今回の作品は、森岡監督が10年前に手掛けた自主制作映画「フランソワの昼」のリメイクとなっています。
森岡監督は、「一発撮りをすることで、現場のワチャワチャしたグルーヴ感を生み出し、演技のプロフェッショナルではない社員さんたちが出演者なので大人の学芸会のような雰囲気を目指しました。」と語ってくれました。
編集部でも、演技慣れしていないキャストで一発撮りってチャレンジングすぎない!?と盛り上がったのですが、ブランドとゆかりの深い森岡監督でなければ生まれなかった、ショートフィルム「怖家」。
どんな映像に仕上がっているかが気になるみなさん、必見のショートフィルムです!