"poetry"と冒頭で宣誓してから、常に"hate"で家を否定し、何気ない事象で"love"を表現し、あくびが漏れてしまうような一見つまらない何気ない日常の”hate"が、反転して全て違った意味や出来事に感じられる構成がとても美しかったです。Entertainmentの深度が深い。"She is home"にはやられました。アングル選びや揺らぎの表現も良く、何よりそれらにきちんとオチをつけていることに好感を持ちました。
林哲平
LIFE LABEL・Dolive 代表
家のブランドを営む者として考えさせられる作品でした。人は「暮らす」という目的で家に住むと思いますが、その家でどう暮らすというよりも、大事なのは暮らした後の印象なんだな、と感じる作品でした。実は僕も家が嫌いです。その「I hate house」の定義は幼少期にあるのですが、そういう意味でもこのテーマは身近な、思慮深いものでした。
バークリー音楽大学ピアノ専攻ジャズ作曲科卒業。 ビートミュージックシーンを牽引する存在である一方、ジャズとクラシックを融合したような独自のスタイルでピアノ一本の即興演奏もおこなう。バンドセットのライブではトランペット、ベース、ドラムも演奏し、会場を熱狂させる。 リリースした楽曲「On My Way Home」「DT pt.2」「Sit At The Piano」それぞれの再生回数が1,000万回を突破。日本人音楽家としての存在を確立する中、イギリスの名門レーベル Decca Recordsから日本人として初リリース。また、Tom Mischが「Kan Sanoのファンだ」と公言し、自らの日本・韓国公演のオープニングアクトに指名するなど国内外で活躍。 さらに、プロデューサー、キーボーディスト、リミキサーとして、Chara、UA、平井堅、絢香、m-flo等、多数のアーティストのライブやレコーディングへも参加、CM音楽や劇伴も数多く担当している。 “Kan Sano” の名は、様々なシーンに破竹の勢いで浸透中。
家のブランドを営む者として考えさせられる作品でした。人は「暮らす」という目的で家に住むと思いますが、その家でどう暮らすというよりも、大事なのは暮らした後の印象なんだな、と感じる作品でした。実は僕も家が嫌いです。その「I hate house」の定義は幼少期にあるのですが、そういう意味でもこのテーマは身近な、思慮深いものでした。